2011年10月1日土曜日

夢のかけらNo.63『うれしくて』 2011年10月1日号


八月末、そろそろ『夢のかけら』を作ろうと思った矢先、パソコンが壊れてしまいました。

雷のせいらしい。



修理に出して二週間ほどして戻ってきましたがすぐにおかしくなり、また二週間ほど手元になかった。

幸いデータは残っていたのでホッとしました。

ところで、今年のテーマである『うれしくて』とはほど遠く、正月からウツウツとして過ごしてきました。

しかし、良く考えてみると、三月末には『第二回土筆野書道会展』、六月には、写真家(うつしや)今井 正雄氏との二人展、七月には小倉で『第六回思郷書庵展』と仕事をこなしてきています。

特に前の二件は、思う存分作品を作り悔いはありません。

それでも心の底に晴れないものがありました。

原因はいろいろ考えられますが、複雑に絡み合って正確には分かりません。

老人性うつ病と言えばそうかもしれません。

沈む時は底まで沈んでしまわないと溺れてしまう、と日頃から他人に言っているので、焦ったり慌てたりはしません。

正月頃から江戸時代を題材にした剣豪小説を読んでいます。

ただ面白いから読むのですが百冊ほどになりました。そろそろ水の底に足が着かないかなあと思っています。

七月二十七日(水)は師匠の七回忌でした。

小倉で仲間とともに師を偲んで展示会をしました。

会期初日の二十六日に、仲間うちでおじいちゃん先生と呼んでいる師の師である今井 凌雪先生が、八十八歳で亡くなられました。

今井先生にはたくさんのことを教えられました。謹んでご冥福をお祈りします。

人は物語を作り、その中で暮らしているように思います。

主人公はいつも私です。

思うようにならない苦しみがあっても何とか乗り越え、生き続け、死んでから先までも物語は続いていきます。

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