2011年2月17日木曜日

夢のかけらNo.61『土筆野書道会展』 2011年2月17日号

と き  2011年3月26日(土)~3月30日(水)             
ところ  パトリア日田 ギャラリー
〒877-0016
日田市三本松一丁目8-11
TEL:0973-25-5000

二年に一度の、わたしと生徒全員による書道展です。

パトリア日田の大きな会場で伸び伸びとやれるので楽しみです。

わたしもミニ個展を考えているので大作を書かねばなりません。

特別作品として、前回はこぶし大の河原の石に漢字一字を書きましたが、今回は、「本野はきもの工業」さんから、製品になり損ねた下駄を頂いて、漢字一字か二字を書きました。

その他に日田教室の成人たちは布に文字を書いたりしました。

ところで、土筆野書道会というのは、大木はなくこどもも大人もみな同じという意味を込めています。

もちろん技術の差や体力、能力の違いはあるけど、たった一つの命を大切にかかえている点で、また、書を学んでいる点ではみな同じです。

老若男女一人ひとりが主役なのだと考えています。

桜が咲きだす頃、土筆たちが出揃います。どうぞ足をお運びくださいますようご案内いたします。




『木』

木は生きている
宇宙の恵みをいっぱいもらって
生きている
根から切り離されても
生きている
家の柱になり壁になり
生きている
家具になり
生きている
履物になり
生きている
履物になり損ねても
生きている
木は人の言葉はしゃべらないけど
しゃべっている
じっと見ていると
声が聞こえる
燃やされて灰になっても
生きている
ぼくらも
木と同じだ

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